
イボは、ずっと昔から人が悩んできたことです。
ですから、民間療法でのイボケアは数多くあります。
イボに効果があると言われている民間療法の一部を紹介しますね。
木酢液
木酢液とは、木材を木炭にする際に出る副産物です。
含まれている酢酸や、アルコールで殺菌作用があります。
イボへ使用するときは、主にウィルス性のイボに効果があるとされています。
使い方は、1日30分程度、木酢液を染み込ませたガーゼをイボに当てます。
これを毎日繰り返すことで、イボが柔らかくなります。
何日か経った後、柔らかくなったイボをピンセットで取り除きます。
注意点は、品質の良し悪しがあるという点です。
品質の悪い木酢液には、不純物が多くなります。
中には、発がん性物質が含まれているものもあるので注意してください。
ナス
ナスのヘタから絞り出した汁を使用します。
絞った汁を直接イボに塗ります。
ナスの身を、イボにあてて、半日ほど放置します。
これを毎日繰り返します。
繰り返していくうちに、イボが除去されます。
ナスには、「植物性アルカロイド」が含まれています。
「植物性アルカロイド」は、免疫機能を高めてくれます。
この点から、イボにも効果があるとされています。
ティーツリー
ティーツリーは、主にオーストラリアを産地とする植物です。
オーストラリアでは、昔から傷薬として使用されてきました。
抗菌作用、抗ウィルス作用があります。
また、免疫機能を高める効果も期待できます。
この点から、イボにも効果があるとされます。
使い方は、ティーツリーオイルを1日に2回、イボに塗るだけです。
尿素クリーム
「イボコロリ」または「スピール膏」でイボを柔らかくします。
イボが柔らかくなった状態、もしくは除去された状態のイボに尿素クリームを塗ります。
できれば尿素配合10%のものを選びましょう。
ウィルス性のイボに効果的とされています。
詳しくは、http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/180536.htmlを参考にしてください。
ダクトテープ
ホームセンターなどで購入できるダクトテープを使います。
イボよりも大きめにカットしたダクトテープを貼ります。
ダクトテープは、常に貼りっぱなしにします。
貼り続けて、約1ヶ月経つと、テープを剥がすときにイボも一緒にとれます。
ダクトテープが、剥がれたり、剥がれそうになった場合。
その場合は、すぐに貼り直さなければいけません。
大事なことは、貼り続けることです。
イソジン軟膏
シイソジン軟膏は、殺菌作用があります。
イボに使う場合は、主にウィルス性のイボになります。
尋常性疣贅(ゆうぜい)です。
特に「水いぼ」に効果があるとされています。
清潔にしたイボにイソジン軟膏をぬります。
上から、絆創膏などで保護します。
これを1日2回繰り返すだけです。
ただし、ヨードアレルギーの人はイソジン軟膏を使用しないでください。
いちじく
いちじくの葉を使います。
葉っぱを絞り出すと、白い液体が出てきます。
この白い液体をイボに直接塗ります。
1日に2回繰り返して塗ることで、イボが変色し、やがてポロリと取れます。
紫雲膏
紫雲膏は、漢方薬です。
色は、赤紫色をしており、独特のニオイがあります。
イボへの使い方としては、イボに直接塗り、その上に絆創膏を貼ります。
毎日続けてケアすることで、イボが取れます。
効果がでる平均は1.5~3ヶ月ほどです。
根気よくケアを続けていかなくてはいけません。
イボの民間療法でも、かなりの種類があります。
民間療法ですから、ハッキリした根拠があるわけではありません。
肌に合わなくて、逆に肌あれを起こす場合もあります。
民間療法で、イボケアを行うときは、あくまでも自己責任で行うようにしてくださいね。